Foreign Bodyのレビュー
重いテーマですが一気に軽く読めます
医学生のジェニファーは、偶然見たニュースで、インドの病院での祖母の死を耳にします。
祖母がインドに行ったことを知らない彼女は最初は同姓同名かと思うのですが。
やがてインドに渡ったジェニファーは、祖母の死の裏に何かがありそうだと疑い、医療をめぐる陰謀集団、悪評を隠そうとする政府機関から狙われ、ローリー・モンゴメリに助けを求めます。
アメリカで高額な医療費が払えない人々がインドなどで手術を受ける「治療ツアー」という重いテーマを扱いながらも、他のクックの作品同様、筋の展開が早く引き込まれるので、休日の軽い読み物として一気に読めます。
祖母がインドに行ったことを知らない彼女は最初は同姓同名かと思うのですが。
やがてインドに渡ったジェニファーは、祖母の死の裏に何かがありそうだと疑い、医療をめぐる陰謀集団、悪評を隠そうとする政府機関から狙われ、ローリー・モンゴメリに助けを求めます。
アメリカで高額な医療費が払えない人々がインドなどで手術を受ける「治療ツアー」という重いテーマを扱いながらも、他のクックの作品同様、筋の展開が早く引き込まれるので、休日の軽い読み物として一気に読めます。

国民皆保険制度が整っている日本ではあまり理解できないことですが、未保険の人も多いアメリカでは、医療費の安いインドなどの発展途上国で手術を受けるという需要も大きく、一方で、受け入れ側の国にとっては貴重な外貨獲得手段の一つとなり国を挙げて後押しをしているという現実があります。
さて、医学生のJenniferは、CNNで自分の祖母がインドの病院で術後死亡したことを聞き、インドへ向かいます。
なぜか、病院は、祖母の遺体を早く処分するように執拗に迫ります。
そんな中、祖母と同様に、術前には心臓に問題がなかったアメリカからの医療ツアー患者が三日連続で死亡し、Jenniferは不審を抱き調べ始めます。
そのとき、祖母が昔、シッターをしていたLaurieを思いだし連絡をとります。
と、ここで、またまた、ニューヨーク市監察医のJackとLaurieが登場します。
不妊治療中のため、Laurieだけでなく、Jackまでもがインドへ向かうことに。
今回の作品では、最初から犯人の視点でも描かれているので、犯人はわかっていて謎解き的な要素は全くありませんが、アクションやスリルも少しあってまずまず楽しめたというところでしょうか。
ここ最近の作品に比べると、JackやLaurieの登場場面も少ないのですが、この二人が出てくるシリーズは、ロビンクックの作品の中でも一番長く続いているシリーズものなので、登場人物を良く理解するためにも、前作を読まれることをおすすめします。
Blindsight, Contagion, Vector, Chromosome 6, Maker、Crisis、Criticalの順で。